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The Todai-Yale Initiative

The Todai-Yale Initiative

御挨拶

東大-イェール・イニシアティブは、2006年5月に東京大学の小宮山宏総長と、イェール大学のリチャード・レヴィン学長との間の会談により、イェール大学内にのラボラトリを設けることが合意されたことを受けて、2007年9月に開設された全学規模の拠点であります。

東京大学はその憲章において世界の公共性に奉仕する「世界の東京大学」となることをそのミッションとして掲げております。この目標を達成すべく、本学では国際化の推進に力を入れているところですが、大学の国際化実現のため世界トップクラスの大学・研究機関との連携の強化とともに海外拠点の整備を進めております。

海外拠点には、当該国の優秀な学生の獲得のための活動や、教育研究機関との連携の推進、同窓会組織の強化などを目的とした海外事務所(リエゾンオフィス)と研究活動を行うための海外ラボラトリの2つの種類があります。このうち、海外ラボラトリは、東京大学が海外に研究施設を設置し、本学の教員が教育・研究に従事するものです。これまでは部局レベルでの例はありますが、全学規模での海外ラボラトリは、複数の部局の共同によって恒常的に教育・研究活動を展開し、学術交流や研究者ネットワークの構築、本学の学術的プレゼンスの向上に資することを目的としたものです。

東京大学は東大-イェール・イニシアティブは、海外ラボラトリの第1号としてイェール大学に日本研究及び日本に関連する人文学・社会科学のラボラトリを開設したもので、様々な部局から交替で派遣される東京大学の教員が人文学及び社会科学の領域における日本学の講義、シンポジウム、セミナーなどの開催や、イェール大学の研究者と共同研究が展開できる仕組みを整備しております。これにより、アメリカの日本研究に刺激を与えるとともに、日本国内で教育・研究に従事することの多い本学の日本研究者・日本関連の研究にも刺激を与えることが可能になり、東京大学の国際化及び日本研究の普及の一端を担う重要な拠点として期待しております。

東京大学理事・副学長、国際本部長
田中 明彦